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まんざらでもない生活日誌略して「まんせい」

本、漫画、映画、音楽が好きなサブカルになりきれない者の戯言です

面白すぎる漫画 【超個人的Best5】 ①

マンガ

さて、『A子さんの恋人』に関してまだまだ書きたいこともあるのですが、

ここで最近わたしがめちゃめちゃ面白い/凄いと思ってる漫画を発表しまーす。

そんなもん、誰も聞いてねーよ!と自分でツッコミたくなるのも

やまやまですが、

自己満足でぇ~~す。


【第5位】『先生の白い嘘』(鳥飼茜/講談社 既刊5巻)

先生の白い嘘(2) (モーニングコミックス)

先生の白い嘘(2) (モーニングコミックス)


これは・・・単純に面白いというか、怖い。

サイコホラーのような恐ろしさ。加えてどんどんサスペンスじみてきた。

人間のエゴとか業をこれでもかと抉りに抉って、

目の前に突き付けられてもう勘弁してほしい!と言いたくなる。


主人公である高校教師・美鈴は友達の彼氏・早藤によってレイプされる。

『生きてるだけでこんな目に遭う/わたしが女のせいで』

精神的に一旦は崩壊しかけた美鈴だが、

いつのまにか早藤の支配下に置かれ、友人に隠したまま

セックスだけの関係を続けている。


美鈴だけにではなく、ほかの女性にも早藤は同様のことを繰り返している様子。


早藤の彼女であり、美鈴の友人である美奈子は

完全に「フレネミー」というやつで、真面目で男慣れせず、

長い間処女だった美鈴のことを見下しながらも、

「気の置けない、友達想いの友人」という態度を崩さない。

(早藤と陰でセックスしている美鈴も同じようなものだけれども)


そこに美鈴の生徒で、望まないセックスにより勃起不全になってしまった新妻、

引きこもりの兄との関係性により性に対していびつさを抱えている三郷佳奈、

早藤の第二の犠牲者・玲菜。


性による業によって己をこじらせ、闇を抱える人ばかり。

最後、どうなるのかほんと恐ろしい。


さすがに鬼畜・早藤にはなんらかのマイナスが降りかかって欲しいなあ、

とは思うけど、現実にはこういう人ほど

客観的に見ると 全うで かつ やや人より恵まれた生活を

これからも送っていってしまいそうな気がする。


【第4位】『プリンセスメゾン』(池辺葵/小学館 既刊2巻)

プリンセスメゾン 1 (ビッグコミックス)

プリンセスメゾン 1 (ビッグコミックス)

こちらは、可愛い絵柄とホンワカした色合いで癒し系漫画かと思いきや、

内容には辛辣なものがあったりする。

古くて小さなアパート暮らし、居酒屋店員の沼越さんは

分譲マンションを買うのが夢。

休みの日にはひとりでモデルルームを巡る。

居酒屋勤務だけでマンションが買えるのか?(しかも都内)

と誰もが思うところだろうけど、

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(1巻より)

沼越さんは真剣だ。

『努力すればできるかもしれないこと』なのだから。


沼越さん以外の、「おひとりさま女子」をも描いたオムニバス形式で

物語は進行する。

そこに描かれてるのは、一見寂しそうにも見えるけど

きちんと働き、自分の楽しみは自分で見つけ、生活を充実させている女子たち。


とくにこのエピソードなんていいですね。

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いかにも高級そうな、デラックスなマンションで独りで暮らしているご婦人。

「どんなにがんばったら買えるんだろう・・」

と沼越さんはつぶやく。


そして、そのマンションに住んでいる当の彼女は、窓辺から聞こえてくる

別宅の家族の温かい団欒の会話を聞きながら、

幸福そうにしているのだ。

グっときますね。


長くなってきたので②に続きます。